VisualStudio2015のAndroidデバイス認識

Visual Studio 2015でハイブリッドアプリ(HTML5アプリをスマホアプリに書き出すツール)を開発できる「Visual Studio Tools for Apache Cordova」は「Android4.0」の実機のデバイスでも認識しました。
多分もっと古いデバイスでも認識するかもしれません。
きっと処理能力が遅くてもHTML5アプリはスピードを要求されないためでしょう。

ところが「Visual C++ 2015のクロスプラットフォーム」では「Android4.4」以降でないと実機を認識しません。
これはAndroid NDKをC++で開発するのに最新の機能を使っているためだと思います。
ですから処理能力は非常に高いと思います。

CordovaでAndroidアプリにした時戻るボタンの不具合

特にVisual Studio 2015の「Visual Studio Tools for Apache Cordova」でハイブリッドAndroidアプリにしたときにバグがあるようです。
Visual Studio 2013版では大丈夫でしたが。

Androidの左下の「戻るボタン(Back Button)」を押してアプリを終了させた後、アプリを再度起動すると動作に不具合が出ることがあるようです。
原因は、「バックボタン」は「ホームボタン」でもなく、完全に終了もしないためのようです。

デバイスの準備ができた時に、例えばindex.jsファイルに以下のようにコーディングして、完全終了させるといいみたいです。

function onDeviceReady() {
document.addEventListener(‘backbutton’, onBackButton.bind(this), false);
};
function onBackButton() {
navigator.app.exitApp();
};

OnsenUIでnavigation-barの文字が見切れる仕様

HTML5ライブラリ「Onsen UI」を使うと、Androidのブラウザで問題がありました。
ナビゲーションの上部のバーの文字が途切れる仕様があります。
原因はナビゲーションバーの子に「center」クラスを作ると「navigation-bar–android__center」クラスが付加されるのですが、その最大幅が「max-width: 50%;」に強制されるからです。
そこでcssで、以下のように「navigation-bar–android__center」クラスを上書きしてやれば、スクリーン幅までテキストを表示できました。

.navigation-bar–android__center {
width: 100%;
max-width: 100%;
}

VisualStudio2015のC++でWin・iOS・AndroidをCrossPlatform

Visual Studio 2015のC++言語で、「Universal Windows Platform (UWP)」「Android」「iOS」の3つのプラットフォームに、OpenGL ES 2でクロスプラットフォームできるプロジェクトテンプレートが公開されています。
http://blogs.msdn.com/b/vcblog/archive/2015/07/30/cross-platform-code-sharing-with-visual-c.aspx

ただし、まだ64bit対応していません。
iOSでは32ビットと64ビットの両方に対応している必要があります。そうしないとappストアに申請できません。

またこの3つのプラットフォームに対応したサウンドライブラリが、OpenSLでいいのか?何がいいのか?わかりません。